ジヒドロテストステロン 発生

ジヒドロテストステロンの発生!5αリタクターゼの仕業だった!

ジヒドロテストステロンが体内で発生しなければ薄毛の心配から解放されるわけですが、なぜこの物質が体内で作られてしまうのでしょう?

 

実はこの物質は体内で原始的に作られるのではなく、ある別の物質が変化したものなのです。
その物質は「テストステロン」。男性ホルモンとして有名ですね。

 

テストステロンがジヒドロテストステロンに変わる理由

 

テストステロンがジヒドロテストステロンに変わってしまうのは5αリダクターゼという酵素の一種の仕業です。
この酵素と結びつくことで悪玉ホルモンのジヒドロテストステロンが誕生してしまうのです。

 

5αリダクターゼは髪を作る部位に存在する

 

5αリダクターゼは頭皮に特に多く存在しているため、ジヒドロテストステロンは頭皮で多く作られることになります。

 

そのせいで頭皮の毛根に脱毛信号が届いてしまうんですね。
もし5αリダクターゼが胸付近に多く存在していれば、胸毛が脱毛するということになります。

 

2種類ある5αリダクターゼ

 

5αリダクターゼは2種類存在していることをご存知ですか?
人の皮脂腺に多く存在するT型と、毛乳頭付近に多く存在するU型があるんです。
それぞれどんなものなのか見ていきましょう。

 

1型5αリダクターゼ

 

こちらはU型よりは力が弱いですが、やはりAGAを促進するジヒドロテストステロン(DHT)を生産します。

 

DHT全体量の約30%を生産すると言われています。
主犯格ではありませんがU型と共犯のような関係と言えるでしょう。

 

2型5αリダクターゼ

 

こちらがAGAの主犯です。DHT全体の約70%を生産し、ヘアサイクルを着実に乱します。
特に毛乳頭付近に多く存在することから脱毛指令を直に毛根に届けてしまいます。

 

2型5αリダクターゼの欠損症の人はAGAを発症しないことからもこちらが主犯と言って間違いないでしょう。

 

薬局で売られている市販薬ではどちらの型の5αリダクターゼも無効化できませんから病院での処置が必要です。